2008/10/31

明日はミーツです。

相変わらずの高松←→大阪、行ったり来たり。
今日は高松3日目、ていうか月曜こそ日帰りだったけど、
火曜からずっとだから、1週間ずっと、なのね。
ともかく、カタログもたいへんだし、
ミーツの仕事もいつも以上に気合いを入れな、
という感じだから気が張りすぎている。
明日は高松にて打ち合わせの後、大阪で取材。
切れ目なし、ですね〜。

荷物を取りに行くために帰った月曜は、
タイミングよくミーツの兄さんから連絡があって
そのままミナミの街に出ることにした。
とにかくいろいろと発見があったのは、
こないだディレクターさんらと飲みに行って、
そこまで不安に思っていたことが払拭されたことから。
無茶してるよなと思いながらも飲みに行ったのは、
その話をどうしてもしたかった、てのもある。
いや、兄さんにしかその感動は伝わらないので。

ディレクターさんに連れられて行ったのは、ヘミングウェイとナジャ。
そのふたつの老舗での料理の食べ方や酒の飲み方、
店の人との距離感や交わす会話なんてのがおもしろすぎて
おもしろすぎるのがバチッときた気がした。
いや、ただ単に「気がした」ってだけなんだけど。
要するに自分らが街で遊んでいる感覚の類似感は
仕事でも同じくなんじゃないかと。
それも街の大先輩、安心できる自分の周囲の人の話で
偶然にも意気投合できたのもデカいのかも。
そういう人が、カタログをきちんと作っていることがうれしい。
ま、そんなことを兄さんに話して、
話をしながら、やっぱり仕事も街の話に落ちることに
なんとなく満足をしたのだった。
しかし、その「カンジ」って一体なんなんだろう。

それはこないだ書こうと思って、
ちょっとまとまらなくてアップするのをやめたことなんだけど。
いや、やっぱり仕事をしながら、自分の役割以上のことには、
見えていても手を出さないことというのは、
私はとても気になってしまうことで。
もちろん、スマートに、自分の立場を守りながら
仕事をすることは大事なことなんだろう。
とにかく、「受注する」「発注する」てコトバは
スマートすぎるがゆえに耳に障り、
そういうふうに自分の仕事の範囲をハナから決めてしまわれると正直困る。
あるいはラフやカンプなどの実制作中のやり取りでも、
自分の範囲外に手を出さないというスタンスは、
むしろ迷惑以外のナニモノでもないことはしばしば。
それよりも、どういうものを作って喜んでもらうかが本分だろうにと、
イチイチ気になって突っ込んでしまう。

「社会性」のくくりとは別で「地域性」てのが
どうにもつきまとって仕方のないドイナカでは、
カウンターに隣り合った、全く想像できようもない誰かとも
結局付き合うハメになりがちだ。
よく例え話で前の編集長が言うことだが、
成績が1の人間と成績が5の人間が
肩を並べて混じり合って生きているのが街だし、
そういうところではなかなか話も通じにくく
恐るべくうざったいことにもなりかねないが、
「街」とはそういう不完全なもんだから
奥行きも、予想外のおもしろさもあるんだと思いたい。
仕事も同じなんじゃないかと思うから、
街をおもしろがれるタフな精神が共通していることは大切だ。
「こういう人が来る」ということで店をくくるのはナンセンスだし、
でもそれがさらに、「芸能人」やら「OL」なんて社会的定義でもって
区切られてしまうのはやっぱりどっかおもしろ味に欠けている。
そういうスペック的な要素で立場を決めてしまうのは
単純に、おもしろくないよねー、
せっかく関わるんだからおもしろくしたいと思いたいよねー
…とまぁ、やっぱりまとまらない話ですね。

ともかく。
制作する人が変わったからと言ってクライアントの癖は直らない。
これからどこまで根気と機動力とを維持できるかが勝負。
期待すれば相手もしんどいだろうし、
期待ハズレだったらお互いにしんどくなるから。
ともかく、クライアントの立場に立って前段階でジャッジしたり
スムーズに仕事が運ぶように対応策を考えることが、
私の役割の核の部分ですね。

あーそれにしても、今回のミーツの仕事は、気合いがかなり必要ですねー。

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