2008/10/24

まだまだカタログの話。

ようやく詰所から脱出したものの、
メタボな先輩に連れられ親分と3人で大阪。
メタボな先輩が突発的に制作陣営に入れた
デザイナーさんに会いに行く。
「突発的」とは語弊あり。
これまでも先輩の担当する小冊子でちょこちょこと出てきていた陣営。
先輩からしたらごっつ苦労をした前回、今度はもっと動きやすいように、
とのサービス精神からだけど、なんだか少しうさん臭い。
クライアントは大手で、
業界を牽引する立場になるべき会社ではあるけど、
だからといって「時代の流れに沿っていかなきゃ〜!」みたいな
テンションのアゲアゲ具合に思わずササーッと引いてしまい、
「クライアントにも制作に参加してるって気分を
味あわせてやればいいんでしょ」的な
押し売り型のコミュニケーション、喋ってナンボな空気感、
…いや、100m走じゃないんだからさ…。
またその喋りに圧倒されて、先輩も妙に心強そうな顔をしたりする。
いやいやいや、実際のページには商品も落ちてくる。
実現可能なものを作らないと、だし、
商品の実際のトコから剥離しても、だし、
雑誌じゃないんだから夢ばっか見せても、だし。
そもそも途中で息が切れてしまってもねぇ。
前回はモチベーションが低すぎ、今度はモチベーションが高すぎ、
その中間でクールにやってくれる人、おらんもんか。
(ミーツ時代、スタッフに恵まれていたと本当に実感する)

とにかくまぁ、次に向けて親分にお灸を据えられたのが、
役割分担とフローを完成させて、
自分が手を動かさなくても思ったものが作れるように流れを作ること。
スタッフに見下されないようにすること、
スタッフに言い訳させないようにすること、
「酒飲ませときゃ、コイツはイケる」て思わせないこと。
最終的に手を動かさなければいけない
今回のような状態は作らないこと。
それにプラスして、相手を立てつつ、
自分の思う方向に持ってこれるように、
てのは今回の自分なりの反省でもある。
ただ、次の会議に向けてお試しで数ページ上げてもらうんだけど、
今度はもう制作スタート直前だから夢なんて見せる余裕はなし。
できればそれをベースに走り始めたいし。
ちゃんと着地点の見えるものになるのか、ハテサテ。
…う〜ん。大丈夫かなぁ。
大まかなフローは完成しつつあるけど、
細かく作戦を練り直す必要ありです。

タローから帽子のカタログの話をもらい、
もらったというか、相談をされて、
ギリギリアウトかもしらんけど、
もしかしたら万が一くらい仕事につながる…かも?
こっちはどうもってくか、それも考えねば、ねば。

カンヅメになってオペレーション指示して
作ったプルーフ(なぜカンプと言わないのか)にて
「かなりよくなった」とお褒めの言葉をいただきました。
ただし、「その中間で何があったのかわからなくて困る」とも。
これ、次に生かさなきゃ、何のために苦労したんやら…ですね。
今日、初めて全ページを通して確認、まだまだ微調整は必要。
来週は次号の打ち合わせと色校の帰校にコンセ入稿(コンセだったっけ?)、
オペレーターさんたち、まだまだお付き合いください。

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