2008/10/20

やっぱり仕事。



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「昼からじゃないと見せるもんない」
とオペレーター長が言うので今日は昼出勤。
ゆっくり起きた朝、クライアントからケータイに電話。
夏号企画についての相談。
こないだ商品企画部的なページネーション案と
カタログ制作部的なページネーション案をもらっていて、
その擦り合わせを今日やるから、ちょっと意見がほしい、というもの。
もらっていたものは、私らが提案物を出す前に作っていたものらしく、
「いやー、あそこからかなり揺れてまして」と
問題提起をした私的にはうれしい反応をいただく。

これまで「夏号」と言えば汗染み対策やらで
商品的切り口としては守り気味なものが多かった。
でも夏号、「気づけば夏が来てたんだけど、ダイエットしてないしどうしよ」
などなど時間のない女の人に、
カンタン・インスタントのボディを言ってしまいたい。
もっと商品を深く掘り下げた上で
別の切り口をつけてあげればいいのに、てのが提案したこと、
ゴテゴテとイメージをつけてわかりにくい従来のページじゃなくって
パァーンとキモチよく率直に商品を謳いましょうよと。
若い下着売り場行ってもガードルなんか普通にあるし、
むしろTPOに合わせてきちんとアウターを着たいこともある。
薄着になって、下着の線やらカラダのラインが気になる夏、
「どういう服着るときにどの下着」ってきちんと提示してあげたい。
てか、少なくとも私は知らんし。
知ってる人だけが安心して買うのもなんかお客さんに申し訳なく、
せっかくページ数の少ない企画号、冒険してみましょや、と。

とは言え。
ガードルはまだ想像できるとしても、
商品ビジュアル的に厳しいボディスーツは…てのを
先方的には悩んでしまうらしく。
そこんとこも、最近ずっと思っていたような意見をそのまんま言いました。
たしかに、去年、ボディスーツなんかが巻頭で使われていた号を見ると
「これって何年前のカタログ?」って思うような仕上がり、
(リアルに10年くらい前のもんだと思って見てたし)
不安になるよね、絶対。
ま、切り口は全然違うんだけどね。
とにかくそんな話をすると、「そうだよね、そうだよね」と
ナイナイ岡村みたいなクライアントは繰り返し、
自分なりの企画案を整理しているようだった。

今週中、今日・明日ほどには提案物に対して
返答できるものをまとめるとのこと。
それをまたこっちで料理してハコをある程度設定した上で
スタッフを呼んで商品取材、という流れにしましょう、
そこまで、いくら呼びつけてくれても大丈夫です、と再度の念押し。
私の思っている流れでは、ページタイトル、キャッチ、
イメージラフ(サムネイルじゃないく)まで作った上で
実際のページや商品と向き合いたい(そうすればスタッフの迷いも減るはず)。
「ごめんね、入稿作業とかも実はしてくれてるんでしょ、
たいへんでしょ、朱書き多くて本当にごめんね」に
「なんだか楽しくてしょうがないって境地っす。
むしろこんなプルーフ出すねんて逆に申し訳ないことしたなって感じで。
ま、それはこっち側の話なんですけどね」と
本当に正直に返答、「最初だから仕方ないですよ」と広いのは向こうの反応。
追加の訂正を「ごめんね、実はこんな話になって」といくつかいただき、
いくつかは「それはちょっとどうかなって感じですね、
でも実はそういう話になると思ってこんなふうに進めてます」とハネ付け、
勝手に直しちゃったところ「ここってこうだったけど、
もっとこうしたかったからこうしちゃってます」と口頭で説明し、
…という、よく考えてみれば「私、ナニモノ?」的オチで電話を締めました。

あーしかし、親分に報告したらきっと、
「さとみはライトに言ってしまうからな〜」って
またウ〜ンと悩ませるんだろうなー。
だいたいにして、謙虚じゃないからなー。直さな。

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