2008/11/28

朝日に感動したので。

高知に到着した晩、つまり水曜日の深夜なんだけど、
そのときは霧が濃かった。
「明日はええ天気やね」と父親は言っていたけど雨。
父親曰く、雪と雨の中間の雨だったそうで、
そういえば高知とは言え山間部の寒さはきつい。
雲というよりも霧の中の雨というほうが正しく、
真っ白な空気の中での生活。

夜はさらに冷えて水蒸気は全て霧となる。
昨晩の空は晴れ。
深夜の暮れ、ひとりデッキに出てタバコを吸いながら
「寒い、寒い」とカラダを縮こまらせる。
家の周りには山と川以外に何も見えない。
しーんとする中、川の音だけがザァザァと聞こえ、
目を上に向ければ冬の大三角形が広がる静かな夜。

不意の高松連泊の後、なんとなく帰省をしてみた。
ふじも兄のメールによると、もうミーツは刷り上っているらしい。
アングリーアイからは日曜日の焼肉へのお誘いメール。
大阪に帰りたいけど、この静けさは、やはり。

本日はまた高松、昼から打ち合わせなので早朝に家を出た。
あいにくの雪混じりの雨は続き、
こちら側の上空には雪雲がかかるが
坂の下を臨めば海の上空には青空が見える。
青空の下には薄くボンヤリと太陽のピンク。
普段、朝日を撮り続けている父親もさすがに興奮気味に、
車を走らせながら自然の驚異を語り始める。
10年ほど前、フィリピンで地震があったときには、
空気中のチリに光が乱反射して、朝日がとてもキレイだったという。
それは別としても、山と、すぐ近くに海があって
その全てが開発途上のこの土地ならでは。
ここでしかありえないこの光景は、ちょっとすごい。

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