2008/09/18

エラそうなんスかねぇ。

ここにきて、よく文句を言われている。
親分にも言われるし、制作からも言われるし。
でもそれってさ〜、最初っから準備が足りなかったってことでしょ。
今、それも私に、押し付けるように言われても。
ていうかそれってさ〜、もっと前から見えてたことでしょ。
ずっと前から言ってたやん、私。
今さら言われてもさ〜。
だから次号はそれを回避するためにこうしようよとしか言えないでしょ。
カタログ制作にありがちな、目の前の問題に必死すぎる傾向。
ヤバイな〜とひとりビールをグビリといきながら思う。

たとえば。
トルソ撮影で着用するブラジャーは
どのサイズで搬出されるのかという質問を、
考えなしにそっくりそのままクライアントに質問したってねぇ、て感じだし。
つーかそれじゃ、他の商品についても小出しに質問きて、
そのたびに走り回らなきゃいけないやん、て感じでしょ。
凸はクライアント及び制作の小間使いかよ。
いくらクライアントから「撮影ロケのイメージを知りたい」
って言われたからといって、ロケ場の資料を持ってってもねぇ。
向こうが知りたいのはそうじゃないじゃん。
ラフにイメージが添付されてなかったから、それを知りたいだけだって。
つーか、自分らは「責任の範囲外」とかってノータッチだけど、
その制作の現場で使用するものをそのままクライアントに渡して、
じゃ、誰が仕事を請け負ってるのか、てな話にはならんのかい。
商品シートについてだって、シラッタのが必要だ、なんて今言われても。
それって、私が書いたものをコピーして渡したときに指摘することやん。
今言われても「次から気をつけまーす」としか言えないやん。
ラフに明記しているモデル着用の商品に関しての質問の中で
「詰められてないことが多いすぎる」なんて言われても、
それって、でも、各持ち場の人が意識してないから
実際にクライアントに詰める場である取材や会議で話せてなくて、
ラフに反映できてないってことでしょ、としか言えない。
それを誰がやるべき「だった」か、てのは今言うことでもないし。
つーか、最初の取材やら初ラフのときに指摘したことやん。
なんてことをグチグチと方々に返しましたとさ。

他の人が「こういうふうに」「これ」を使って「どう作業する」かが
もっと私に見えていればもっと先に自ら動けたんだろうが、
いかんせん通販に関してシロウトなんで。
ていうか、だからずっと前からそういうことは
先につぶして警告してくれなきゃ動けないと言ってきたつもりなんですが。
自分だけの心配事として曖昧に悩むんじゃなくって、
具体的な懸念事項として出してくれなきゃ。
「だからボクは言ってたんだ〜」なんて今さら予言者のごとく言われてもさ。
むしろ、私の役割っていうのがアヤフヤにされながら
「そこはタッチしてほしくない」「じゃ、次回は編集で関わって」
なんてフニャフニャになっているにも関わらず、
なんだかんだ言って求めてくる。
だ・か・ら、どーせーっちゅうねん。

クライアントに対して
「ああいう言葉遣いって自分たちの中での記号でしかないよね」
なんていつも言って却下しているタイトルや商品名と同様に、
自分たちにとっての動きやお金の流れや責任でしか
語られないことが私はとにかく気に入らない。
そのあとに品質やクオリティ云々の話がくるでしょ、と言うならば、
じゃ、段取りしやすいように最初に動いていけばいい。
動きにくければ言ってくれたほうがいいし、
それに対して制作が何かしようとしたことを
凸はジャッジしながら完璧にサポートするべきだし、
制作に見えてないことを指摘するのも凸の役割だと私は思う。
クライアント自体に問題があることは、もう仕方のないことなんだから、
それはあることを前提にして動くべきだし、
凸はクライアントの問題を解決するべく動きながら
クライアントの問題解決につながるように、
制作できるようにサポートするべきだし、
制作は制作で凸がクライアントの問題を解決しようと動いていることを
理解、共感しながら動くべきでしょうと。
今は全てがブツ切れになりすぎ、どこにも連携なんてない。
これって、受注とか発注とかっていう言葉を使いすぎてるせいなんじゃ、
なーんて思ってしまったりもする。
ていうかさ、あんだけ初ラフに朱書きを入れておいて、
撮影は「責任の範囲外」って逃げるのもどうかと思うよね。ホント。
あんだけ朱書きを入れておいて、
「そのイメージは持ってない」なんて言っちゃいかんよね。
いや、知らないだけなんじゃないの、と言いたい(けどそれは言えない)。
全体が見えていないくせに細切れにしか問題を洗えないことのほうが、
よっぽど品質やクオリティに響くように思う。
だから、私にとってはこの号をある程度のどこで諦めるべきなのか
その回答を親分からいただこうと相談したけど答えはやっぱりあやふや。
聞き方もマズかったけど。

で、これから出るであろう「目の前の問題」を予測して、
ここまでのクライアント側の問題や凸の対応の問題、
制作サイドの動きの問題を洗って、
一応その回避策のタタキをさっさと出したんだが、
親分には電話で延々説明してようやく理解してもらった程度。
親分だけじゃない。
みんな自分の目の前のことに必死すぎる。
全ては「カタログの中の素材の一部」でしかなく、
それを見てレスポンスを起こすのは結局お客さんなのにね。
でもそういう話って、企画段階でしか通用しないのってどうかと思うよ。
てなワケで、一旦落ち着いたら、ここまでのやり取りから
次回予測される問題をクリアにして
ワークフローと資料を作っていこうと思います。
どうやら凸の管理人から編集に、役割が代わるらしいので
つたない引き継ぎだけどやっとかなきゃスッキリしませんねぇ。
かしこ。


追記
あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに、
前向きに肯定し、受け入れることです。
それによって人間は重苦しい陰の世界から解放され、
軽やかになり、また時間は前後関係を断ち放たれて、
その時その場が異様に明るく感じられます。
この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。
すなわち
『これでいいのだ』
と。

うーむ、結局着地点は、それがいいね。
さて、誰の言葉でしょう。

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