ゴールデンウィーク中に、姉から執拗に説得をされた。
「あと10年たってみい。私らはお父さんの姉妹の面倒をみなあかんのやで。
今からそのための資金を作るとなったら、犯罪するか医者になるしか…」
はかなりのいきおいで冷や汗をかかせ、
「ついでに医者になったらいいとこ住めるで。思い立ったら旅行なんてすぐやで」
に頭はすっと妄想の世界へ誘われ、
「兄弟のなかであんたが一番ふらふらしてるんやから、そろそろしっかりしてよ」
には視界がクラクラとなり、
「医学部の6年間、またふらふらできる期間が増えるんやで」
という矛盾した誘惑に根っこはぷかぷかと浮いて、
「最低でも年収1,500万。それで解放してあげる」で逃げ場がなくなった。
成分の9割方はオチョーシモン。
褒められれば天にも昇る。
考えてみればバスケットボールだって褒められるのが気分いいから伸びた。
そういえば、流れのまま逆らわずにきた今までの人生だって、
オチョーシモン特有の「なんとかなるやろ」精神に他ならない。
「万年学生」とは学生留年時代に先輩からいただいた呼び名だが、
今だって、学生時代と生き方はなんら変わらない。
「ゴールデンウィーク多めに帰ってきますわ〜」という
間借り中の事務所への挨拶も
「お金はなくても、にしやんの過ごし方って気楽でええな〜」と解釈された。
そうか、そろそろちゃんと、「社会人」にならなきゃいけないのか。
というワケで一念奮起。
これまでの人生を否定するわけではなく、
これまでの人生を念頭に置きながらも、
やっとこさ私は自分のこれからを決めるとする。
いやむしろ、大逆転をものにしようの決意が必要。
取り急ぎ、その資格を得るための勉強をするために、
遮二無二勉強である。
2 件のコメント:
マジなのか?!
マジ〜。
勉強と生活(というかお金)を両立できるか…が、当面の課題。
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