2008/10/26

「穴の掘る場所と深さが似てる」とマコが言うので。

再来週あるマコの結婚式で挨拶をすることになっている。
マコはトッパンでいっしょに働いていたうみ姉の妹で、
トッパンにも一時期手伝いに来ていた。
そっからの付き合い。
出会ったときのマコは、ヒョウ柄のミニスカなんかはいたりする
ギャルギャルしいオンナで、うみ姉の妹じゃなかったら、
もしかしたら話をすることも、接点も何もなかっただろう。
ましてや結婚式で挨拶なんて、という感じで。

ま、ともかく私はマコに甘えっぱなし、
頭の中でうにょうにょとまとまらない話をまとまらないままに話し、
マコに話をしながら頭の中をまとめていったり、てのも多々。
それで意見が食い違ったりも多々。
話すのは、恋愛も、だけど、ほとんどが仕事の話で、
それもマコと私の職種は全然違うのに。
だから私にとってはとても大切な人だったりする。
私が言う話を聞いてくれるけど、
その全てが正しいと思って発せられているワケじゃない
ってことをマコは知ってくれている。
知ってくれているから、直球も変化球も試しに投げたりできる。
というか、マコに放つ球っていうのは
ほとんどが自分に言い聞かせてるようなもんで。

付き合いも長くなってしまったから
いつ、どのタイミングで、どういうふうに
二人で話をするようになったとか、
そのときにどんな話をしたのか、なんてことは忘れてしまった。
いつからどういうふうに、
私とマコは頻繁に会話をするようになったんだろう。
観察日記でもつけておけばよかった。

昨日の夜にいつものように二人で飲みながら
なんで仲良くなったんだろうね〜という話を感慨深くしていたら、
「穴の掘る場所と掘る深さが似てるんじゃない」とマコが言って、
なんかよくわからんけど、
それで全部説明できる気がして納得したのだった。

先輩がよくブログの中で「ご縁」のことを書いていて、
その話というのはかなり納得するもんだったりするんだけど、
たとえば偶然にでも「よく会う人」というのはすごい。
がんばって、努力してその場所に行く、てのじゃなく、
自然と似た場所で行動してるってことは、もうそれだけで。
それでもすれ違うだけの人が多い中、
お互いが「よく会う」って認識できるってだけで。
さらにそこで交わされる会話、
つまり興味の持ち方が似ていたりするのって
どのくらいの確率になるんだろう。
もちろん穴の掘り方は隣の人の様子を見たりしながらってのもある。
だけど様子を見ても、掘り方に影響しない人もいるんだもんね。
マコだけじゃなく、
マコとのつなぎ目になったうみ姉なんてシンクロしまくりだし、
他にも「なんでこの人とこんなに仲良くなってしまったのか…?」
てのをふと思って不思議でしょうがない相手は何人も。
で、自分の周囲を見渡してみれば、がんばらなくても、
自然と好きな人に囲まれている状況ができていた。
そういうのってすごいね。

昨日のことなので、昨日、ここに書いていたようなことも報告、
飲んでいるときに返ってきたメールを見せると、
「やっぱりそのオトコは浅いよ」とマコ。
やっぱそうだよね、と私。
マコが抱えている問題を拝聴、ちゃんとしてないやん、と私。
「こうしたほうがいいって思ったりするけどね、なんだかね」とマコ。
そう言った後、「お互い、そんなこと分かっちゃいるけど…やね」と、
ため息をふぅと吐いたのでした。
ま、アマい志向も似てるってことで。

ちなみに12月にはタマヤマノリコの結婚式。
大学時代にバイトしてたホテルでいっしょだった女の子。
この人も、まさか結婚式に出る羽目になろうとはって感じですね。

個人的には、新しいスタッフの人たちと
次のカタログを作っていくことに対して不安ももちろんだけど、
おもしろくなりそうな気もしてたりする。
単にカタログ制作をいっしょにするということじゃなく、
きっと他にも何かありそうな予感がしてワクワクする。
「ご縁」というか、「匂い」というか。
ともかく明日、提案ページのできあがり。
楽しみ。
あと、最近、仕事に埋没されて
すっかりご無沙汰していたバスケに、今週末は行ける模様。
それも楽しみ。
もう数ヶ月も行ってないから、カラダナマってるだろうなー。

ポッカリ空いた穴を埋めていくように、
無理じゃない努力はしようかと。
ま、取り急ぎの未来が楽しみってのはありがたいことで。

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