2007/12/21

途中ですが、仕事納め。

「わい等は、フィルムや写真、エロ本で、餓鬼どもをしゃんとさせ、男としての生甲斐を味わわせたるのが商売やろ、スブやんそないいうとったやないか。あのカキヤかてそうや、まず自分がもりもりしてくるような奴でなかあかんいうて、ほいでオナニーかきつつエロ本書いた。こら立派なもんや思うわ。エロ事師には、この心意気なかったらあかん思うわ、不感症のまま死にはったお母さんをなぐさめるために、ひたすら女の悦びをえがくといおうやむにやまれぬ気持、それと、今いうた心意気、この二つあるさかいカキヤの書いたエロ本は芸術作品や思うねん」
「そんなもん理くつだけやろ、実際はお前、尻へとまわるぬめりをもってどないしたとかいうあほみたいなこっちゃ」
「言葉はそうでも、その言葉を書く心や、どうしてもその言葉を書かんならん、書きたいと思うてカキヤは筆をとったんや、わいのフィルムも同じやで、わいは客のいうなりになってカメラまわしとらんわ。どないしてでも撮りたいシーン、それがなかったらあかんというぎりぎりのとこで勝負しとる。いうてはなんやが、わいのフィルムが客に喜ばれるのも、そういう熱意が画面からにじみでとるからやろ。つまりわいは、わいの心をスクリーンに表現する、その心に客も共感してくれはる、これ芸術家のなによりの喜びやで」
「なんやしらんごちゃごちゃいいよって、つまりギャラ上げいうことちゃうんか」
(エロ事師たち/野坂昭如)

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う〜むう〜むと悩みながら。
やっとこさ、既存商品ページのレイアウトが全部できた。
これを来週アタマにトッパンに提出して仕事納め。
年明け、新商品の写真が上がったら仕事開始。
その他は、酒浸りになるだけですわ。


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